写真スタジオ大手２社（アリスvsマリオ）徹底比較！

写真スタジオの大手といえば、スタジオアリスとスタジオマリオの２社！

などの疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか？

今回はそうした疑問にお答えすべく、スタジオアリスとスタジオマリオの２社を徹底比較します！

１．アリス vs マリオ～オススメはどっち？

結論からお伝えしましょう。

写真を物（グッズ）で残したい方は、商品のバリエーションが豊富なスタジオアリスがオススメ。

一方、写真のデータを安く手に入れたい！という方はスタジオマリオがオススメです。

その理由について、以下に詳しくご説明させていただきます。

２．アリスとマリオの共通点

スタジオアリスとスタジオマリオの違いについて解説する前に、まずは２社の共通点について。

どちらも店舗数や衣装の数が多いという点で共通しています。

また「撮影基本料（￥3,300：税込）＋商品代」という商品体系になっている点も共通しています。

上記の「撮影基本料」は、来店した全員が支払う必要があります。

こちらは撮影の手間賃のようなもので、撮影基本料だけでは写真の購入はできません。

撮影基本料に加えて、商品（例えば四つ切写真やフォトアルバムなどのグッズ）を購入することで初めて、スタジオで撮影した写真をゲットすることができます。

そしてスタジオアリスとスタジオマリオで大きく違ってくるのは、まさにその「商品」の価格や、「商品」に何が含まれるのか？という点です。

商品は単品とセットの２種類

ちなみにアリスとマリオの商品には「単品」と「セット」の２種類があります。

つまり、額付きの写真や、台紙付きの写真などが単品で購入できるほか、アルバムなどがセットになったお得なセットも購入できるということです。

例えばこちらはスタジオマリオの単品商品（キャビネ2面額ホワイト木製：税込￥7,920）↓

画像引用元：スタジオマリオ公式HP

一方、こちらはスタジオアリスのセット商品（ベビコレ スタンダード：税込￥54,780）↓

写真立てだけでなく、アルバムなどもセットになっています。

画像引用元：スタジオアリス公式HP

３．アリスとマリオの違い①

それではアリスとマリオの商品には、どのような違いがあるのでしょうか？

まずは違いの１つ目として、商品のバリエーションの違いを挙げさせていただきます。

スタジオアリスの強みは、商品の種類の多さ

おそらく商品の種類の多さに関しては、スタジオアリスに軍配があがるでしょう。

例えば写真プリントを見てみると、取り扱いサイズやカット数に違いがあることが分かります。

写真プリントのサイズ一覧

増やせるアルバムのポーズ数

増やせるアルバムは、一度本体を購入すれば中身の台紙だけどんどん追加していけるタイプのもので、定番アイテムとして購入する方が多いと聞きます。

ディスプレイアイテム

飾って楽しむアイテムの種類も、スタジオアリスとスタジオマリオでは大きく異なっています。

スタジオマリオの場合は、基本的にオーソドックスな額縁（木製）や、透明なプレート（クリスタルプレート）から選ぶ形になります。

画像引用元：スタジオマリオ公式HP

一方、スタジオアリスは額縁が木製やアルミ製から選べたり、赤ちゃんの足形を入れられるタイプのものがあったり、形やデザインが非常に豊富です。

画像引用元：スタジオアリス公式HP

小物

小物系も、ラインナップがかなり異なっています。

スタジオマリオの小物は、フォトホルダーかフォトプチという５枚組の小さな写真が選択肢となっています。

画像引用元：スタジオマリオ公式HP

一方、スタジオアリスは迷ってしまうくらい選択肢がたくさん。

画像引用元：スタジオアリス公式HP

４．アリスとマリオの違い②

以上のように、物（グッズ）をたくさん残したいという方にとっては、スタジオアリスの商品は魅力的に映るかもしれません。

一方、今度はスタジオマリオの強みをご紹介したいと思います。

スタジオマリオの強みは、データを安く購入できること

最近は購入した写真をSNSにアップしたり、遠方のじーじ＆ばーばに送ったりする機会も多いので、写真データの重要性が高まってきています。

グッズはいらないから、とにかく安く写真データがほしい！という方には、スタジオマリオをおすすめします。

データ購入の仕組みについて

ここで、各社のデータ購入システムについてご説明しておきます。

スタジオアリスやスタジオマリオにおけるデータ購入の仕組みは、やや複雑です。

スタジオアリスの場合は税込￥５,５００で、商品化した写真のデータをCDにやくことができます（または税込￥３,３００でデータをダウンロードすることも可能）。

ただし注意点があり、

という条件があります。

①の５万円という条件はなかなかハードルが高いですが、例えば赤ちゃん用の定番セットとなっている「ベビコレ」というセット商品であれば、￥２９,７００から購入することができます。

実は①の条件を満たさなくても写真データを購入することはできるのですが、その場合は画像１枚あたり￥５,５００という高額になってしまいます。。

また②についても注意が必要で、スタジオアリスでは商品化（グッズ化）した写真のみ、写真データを購入することができます。

つまり、データがほしければキーホルダーなりアルバムなり、何かしらの商品に写真を使わなければならないのです。

（そこで、安価なキーホルダーや缶バッジを購入して枚数を稼ぐというのは、アリス利用者の常套手段です。）

スタジオマリオの場合

一方でスタジオマリオの場合、購入額が５万円未満でも、税込￥５,５００で、商品化した写真のデータをすべてCDにやくことができます。

さらに５万円以上購入すると、商品化していない写真のデータも購入することが可能になります。

１画像だけ購入する場合は税込￥１,６５０、２画像以上購入する場合は、税込１,１００円 x 枚数という価格になっています。

フローチャートで比較してみる

なんだかややこしくなってきたので、フローチャートで比較してみましょう。

まずはスタジオアリスから。

スタジオアリスの場合は、セット商品の購入をしないとデータを取得することはハードルが高そうですね。

実は最終行に記載した通り、スタジオアリスには商品化後、一年が経つと写真データが格安で手に入るシステムもあります。

CDなら￥660、ダウンロードなら￥440で、商品化したすべてのデータをゲットすることができます。

この一年後入手できるシステムは、購入価格など条件がないので、何かしら商品化した人はすべて使用することができます。

ただ撮影した写真は年賀状に使用したり、SNSで共有したり、すぐに使いたい場合が多いため、べびフォトスタッフからも活用しづらいという意見が多く聞かれました。

スタジオマリオの場合、よりシンプルなフローになっています。

やはり購入金額にかかわらず、CDでデータを入手できるというのは大変ありがたいですね。

マリオのシステムをフル活用すると・・・

スタジオマリオのシステムをフル活用すると、写真データをかなり安く購入することができるようになります。

例えば赤ちゃんの写真を撮影して、７カットの写真データを入手したい場合を考えてみましょう。

スタジオアリスの場合は、セット商品を購入しないとデータがついてこないので、ベビコレ（＝セット商品）の￥２９,７００のセットを購入するのが現実的に最安の選択肢になると思われます。

画像引用元：スタジオアリス公式HP

この場合、ベビコレの￥２９,７００と写真データ代（ダウンロード版￥３,３００）をあわせて、合計価格は￥３３,０００となります。

一方でスタジオマリオの場合は、必ずしもセット商品を購入する必要がありません。

ということで例えば最安の単品商品であるフォトプチ（税込￥１,９８０円）７点と、写真データ（￥５,５００）を購入すれば、合計価格は￥１９，３６０で済みます。

５．まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以上のように、スタジオアリスとスタジオマリオはそれぞれに長所があります。

という形で、皆さまも使い分けをしてみてはいかがでしょうか？